2025/04/25
Blog(美容豆知識)〜“春老け”かも?紫外線と寒暖差で進むお肌のゆらぎとは?〜
春って、ポカポカして心地よい季節。
桜が咲き、日差しも柔らかくて、お出かけや新しいことを始めたくなる時期ですよね。
でも実は、、、
「春こそ、お肌が一番老けやすい季節」だと、ご存じでしたか?
気がついたら、お肌がくすんでる気がする、、
朝の鏡を見て、なんだか疲れて見える、、
それ、“春老け”かもしれません。
40代・50代は、お肌の変化をぐっと感じやすくなる時期。
今回は「春老け」の原因と、その対策について、お話していきます。
春老けってなに?そもそも何が起きてるの?
“春老け”とは、春の気候や環境によってお肌の調子が崩れ、
「実年齢より疲れて見える」「老けた印象を与えてしまう」状態のこと。
よくある変化としては、
お肌のトーンが暗くなって見える(くすみ)
乾燥でハリがなく、しぼんだ印象に
シワが目立つような気がする
なんとなく顔がたるんで見える
などなど、、、
冬の乾燥がようやく落ち着いてきたと思ったら、
春にもこんな落とし穴があるなんて、ちょっとショックですよね。。
春老けの主な原因3つ
では、なぜ春になるとお肌が老けやすくなるのでしょうか?
ここでは主な3つの原因を紹介します。
1. 紫外線の急上昇
春の紫外線、実は想像以上に強いんです。
「日焼けは夏のもの」というイメージがあるかもしれませんが、
実は3月頃からUV-A波がグッと増え始め、5月にはピークに近づきます。
UV-Aはお肌の奥深く(真皮層)に届いて、じわじわとダメージを与える紫外線。
シワ・たるみの原因にもなるため、春の油断が“夏老け”にもつながってしまうんです。
2. 朝晩の寒暖差
春は昼間は暖かいのに、朝晩はひんやり。
気温差が10度以上ある日も珍しくありません。この寒暖差に対応しようと、
自律神経が乱れがちに。
結果、お肌のバリア機能が不安定になり、
乾燥・赤み・かゆみ・ざらつきなど、お肌のゆらぎが出やすくなります。
40~50代は、もともとターンオーバーのスピードが緩やかになっているため、
ダメージの回復にも時間がかかってしまいます。
3. 花粉や黄砂、PM2.5といった外的刺激
春の大気は、意外とお肌にとって“過酷な環境”です。
花粉や黄砂、さらに最近はPM2.5などの微粒子も飛び交い、
それがお肌に付着することで刺激となり、お肌荒れや乾燥を引き起こすことも。
春老け対策のポイント5つ
では、私たちはどう春老けと向き合っていけばいいのでしょうか?
ここでは、日常に取り入れやすい対策をご紹介します。
1. 春こそ“保湿重視”のスキンケアを
春は「もう乾燥の季節は終わった」と油断しがち。
でも、実はお肌の水分はまだまだ不足気味。
保湿は引き続き重視しましょう。化粧水+美容液+乳液やクリームで、
しっかり“うるおいの土台”を整えましょう。
2. UVケアは3月からが勝負!
紫外線対策は、春から本気で始めましょう!
SPF・PAの数値だけでなく、「毎日塗る」「塗り直す」ことが大切。
外出の予定がなくても、室内の窓からも紫外線は入ってきます。
3. バリア機能をサポートする成分を
ゆらぎがちな春のお肌には、「セラミド」「ヒアルロン酸」
「グリチルリチン酸ジカリウム」など、お肌を守る・整える成分が入った化粧品がおすすめ。
攻めより守りのケアを意識しましょう。
4. 食事と睡眠も、お肌に直結!
春は疲れやすく、寝つきが悪くなる方も増えます。
良質な睡眠はお肌の修復タイム。
眠る前のスマホや夜更かしを控えて、リズムを整えましょう。
ビタミンC・E、たんぱく質も意識して摂って。
5. 朝のマッサージで“たるみ”を防止!
寒暖差で血流が滞りやすい春は、朝のマッサージで顔色もフェイスラインもすっきり。
スキンケアのついでに軽くリンパを流すだけでもOKです。
春は“お肌年齢の分かれ道”
春って、お肌には実はかなりストレスフルな季節。
でも、だからこそ「ちょっと丁寧にケアするだけ」で、ぐんと差が出るんです。
お肌が不安定になりやすい今こそ、自分のお肌としっかり向き合うチャンスです!
「なんとなく乾燥してるかも」「疲れて見えるかも」
そんな小さなサインに気づいてあげるだけで、春老けは防げます。
これから紫外線も強くなっていきますが、今のケア次第で、夏のお肌も変わります。
季節の変わり目、お肌も心もいたわりながら、すこやかに過ごしていきましょう!