-夕方になると足がパンパン、、-

「朝は普通だったのに、夕方には靴がきつい」

「起きたら顔がむくんでいてメイクが決まらない」
みなさんそんな経験、ありませんか？

むくみは誰にでも起こるちょっとした変化です。

特に年齢を重ねると体の水分バランスや血流のめぐりが変わってきて、

30代後半以降はより気になりやすくなります。

むくみは生活の中でちょっと意識を変えるだけで軽くできることも多いもの。

今回は「むくみにくい習慣」と「むくんでしまった後のリセット方法」をご紹介します。

-むくみが起こるのはなぜ？-

むくみは、体の中の水分が一部にたまってしまうことで起こります。

長時間同じ姿勢を続ける:
デスクワークで座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事などは

足に水分がたまりやすくなります。

塩分のとりすぎ:
味の濃い食事を続けると、体が水分をため込みやすくなります。

血流やリンパの流れの低下:
加齢や運動不足によって、めぐりがスムーズにいかなくなることがあります。

生活リズムの乱れ:
睡眠不足や不規則な食生活も、体のバランスを崩す要因に。

つまりむくみは、特別な病気ではなくても日常の小さな習慣や

体の変化によって起こる身近なものなのです。

-日常でできるむくみ対策-

水分をしっかりとる:

意外ですが、水分不足もむくみの原因になります。

体が「水を溜め込まなきゃ」と勘違いしてしまうのです。

お茶や白湯をこまめに飲む習慣をつけましょう。

塩分は控えめに:

味付けは薄めを意識して、代わりにレモンやスパイスで風味を足すのもおすすめです。

バナナやほうれん草など、カリウムを含む食材を取り入れるのも◎。

軽い運動やストレッチ:

ウォーキングやヨガなどの軽い運動はもちろん、

デスクワーク中に足首を回したり、

かかとの上げ下げをするだけでもめぐりが変わります。

座りっぱなし・立ちっぱなしを避ける:

同じ姿勢を長く続けないこと。

30分～1時間に一度は立ち上がったり、体を伸ばすことを意識しましょう。

-むくんでしまった後のリセットケア-

足を高くして休む:

横になって、足を心臓より少し高く上げて休むだけでも

血流がスムーズになります。クッションや丸めたブランケットを使ってみて。

マッサージでめぐりを促す:

足首からふくらはぎに向かって、下から上へやさしくなでるようにマッサージ。

強く押さなくても「流す」イメージで十分です。

お風呂で温める:

ぬるめのお湯にゆっくり浸かると血流がよくなり、

溜まった水分が流れやすくなります。半身浴もおすすめです。

顔のむくみには冷温ケア:

朝の顔むくみは、冷たいタオルと温かいタオルを交互にあてる

「温冷タオルケア」が効果的。すっきりと目が覚めて、メイクのりも変わってきます。

-むくみケアに役立つアイテム-

着圧ソックス:
寝るときや移動中に使うと、翌朝の脚がすっきりしやすくなります。

フットローラーやマッサージボール:
テレビを見ながらコロコロするだけで簡単にケアできます。

アロマオイル:
ラベンダーやグレープフルーツなどの香りを取り入れて、

セルフマッサージをするとリラックス感もアップ。

ハーブティー:
カモミールやルイボスティーなど、リラックスタイムにぴったり。

温かい飲み物は内側から体をあたため、めぐりを整えるサポートにも。

-軽やかな毎日のために-

むくみは誰にでも起こる自然な変化。

ですが、毎日のちょっとした習慣で“たまりにくくする工夫”はできます。

むくんでしまった後でもリセットの方法はあります。

体を動かす、水分をとる、リラックスして休む。

そんな小さな積み重ねが、明日の軽やかさにつながります。

今日の自分を少しでも快適にするために、

むくみケアをライフスタイルの一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。